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この住宅は従来都心に居を構えていた家族がその居を川口湖畔に移り住むために造られた３世帯住宅である。茶道家の施主と蝶蒐集家の父親を中心とした３世帯家族の為の住宅である。1階は茶道中心の和室、待合と蝶の標本製作のためのアトリエを主とし、２階部分に生活の中心室が配置されている。２階の各室からは富士山を見上げることが出来また夏期においては涼風を取り込むことができるロケーションとなっている。